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  3. アレルギーから学ぶ

食材が身体に合わないことも

厚生労働省の定める「食物アレルギー」とは、摂取した食材を身体が異物として認識してしまい、自分の体を守るために、過敏な反応をしてしまうこととされています。
この場合、身体が反応してしまうのは、正確には食材そのものというよりは、食材に含まれるタンパク質ということになりますね。

食物アレルギーによって引き起こされる過敏な反応は、個人や食べ物によって様々です。
そのときの体調によって、症状が異なる場合もありますね。

主な症状として知られるものでは、皮膚がかゆくなる、じんましんがでる、咳などのものが挙げられます。
更に重い症状となると、意識がなくなってしまう場合や、血圧の低下によるショック状態なども挙げられます。
これらは非常に危険なものとなりえるパターンです。

現在、日本国内には食物アレルギーを持つ人が1~2パーセント存在すると言われていますが、正確な数は把握されていません。
しかし、乳児に限定するとその数は約10パーセントにも及ぶとされており、小さな子どもほどアレルギーの保有率は高いと言えるのです。

アレルギー物質の食品表示について

現在、食物アレルギーに対する有効な治療手段は確立されていません。
つまり、食物アレルギーということが発覚した以上、その食べ物は決して食べてはいけないのです。
それが最も効率が良い治療方法であり、予防策でもあるのです。

このために、平成13年度からは厚生労働省から、特にアレルギーを持つ人が多い七品目に関しては、必ず食品のパッケージに使用を明記しなくてはいけないという食品衛生法上の義務が発せられました。
その七品目とは、「卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生」。
更に明記は義務ではありませんが、理想であるとされる20品目が、「あわび、いくら、いか、俺な時、キウイフルーツ、カシューナッツ、くるみ、牛肉、ごま、さば、さけ、大豆、鶏肉、バナナ、まつたけ、もも、豚肉、りんご、やまいも、ゼラチン」となっています。

見落としてしまいがちなアレルギー表示のこと

アレルギー物質の表示方法には、原材料ひとつひとつの足にアレルギー物質を表示する「個別表示」と、原材料名の欄にまとめて記載する「一括表示」の二つのパターンがあります。
そのため、一括表示の場合は、どの原材料に何のアレルギー物質が含まれているのか分からなくなってしまうというデメリットがあるのです。

また、原材料自体にアレルギー物質が含まれていなくても、添加物にアレルギー物質が含まれている場合があります。
食品の形状維持や、食感を良質にするために使用される決着剤には、リン酸塩や乳由来のカゼリンナトリウム、卵やゼラチンが使われているため、気をつけるようにしましょう。